練習すればするほど下手になるゴルフ練習って?

100切りゴルファーで多いのが”練習すればするほど下手になる”を経験しています。
以前の私もそのワナにはまりました。

 

何故そうなるのでしょうか?

 

理由はいたって単純なこと! 
自己の能力を顧みないで知識に頼ろうとした結果です。

 

分かり易い言い方をすれば、ゴルフクラブを握ったばかりの人が、松山英樹や石川遼になった感覚で、ドライバーを握れば300ヤード越えを目指してクラブを振り回すですから上手くなるわけないですね。

 

当時の私は、タイガー・ウッズになり切っていました(笑)
ゴルフ雑誌や教本が主な情報でしたが、そこに書いてあることは鍛えられた体躯を持つプロだからこそ出来るスイングなのです。自分の能力を考えないで真似をしようとするんですね〜これが
タイガー・ウッズ
あなたのイメージでは、
昨日は松山英樹。今日は昨夜読んだ雑誌に書いてあった石川遼になったつもりで練習でしょうか。

 

本を読んだだけで、思うような球筋が打てたら誰でもプロゴルファーです。

 

それと、ゴルフ練習場に必ずいる”教え魔”も原因になります。
シングルプレイヤーで、その人だけに教えてもらうのなら教わる価値がありますが、練習場に居合わせた実力もほどほどの人達の話を聞いて練習すれば下手を練習するようなことになります。

 

そうは言っても、身近にシングルさんやプロゴルファーがいない場合にはゴルフ雑誌や教本に頼ることになりますが、実はこれが難しい。

 

何が一番難しいかと言えば、
書かれている文言が読み手の理解不足により幾通りの解釈が成り立つからです。
体の動きをすべて数値化できれば、誰でも頭では理解できるかもしれませんが、現実はそうではありません。

 

よくスイングの連続写真が掲載されていますが、あれは連続動作の一部を切り取っているわけですから、同じようにしようとしても自分の体がプロの体と一体になれるわけないので再現することはできません。

 

ゴルフ初心者、スコアが90前後、80前後の人では、同じ文言を見聞きしても解釈できる広さや深さがまったく違います。
練習すればするほど下手にならないためには、複数の書籍から”体重移動”や”トップの位置”などのように1点に絞って比較することです。

 

くどいようですが、文章の読み取る力はその人のゴルフレベルによります。一部紹介すると、

ダウンスイングではヘッドの重さを感じるようにする
ダウンスイングはグリップをボールに向けて引き下ろす
ダウンスイングは左腰を切ることがスタート

これらの表現、理解できます?

 

ゴルフで90切りできる方なら分かると思いますが・・・
正しいゴルフ練習方法

 

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