ショート・ミドル・ロングホールのマネジメント

コースマネジメント

ショートコース

花道以外は攻めるのが難しいショートコースで多数のガードバンカーそして打ち下ろしや打ち上げのコースレイアウトが多いのも特徴です

 

その結果ラッキーバーディも取れる代わりに簡単にダボやトリプルを叩いたりします。セオリーは、どんな時でもグリーンの真ん中を狙ってティショットをすること。

 

プロなら150ヤードくらいの距離で狙った所にボールを落とせなかったら食べてはいけませんが、アマチュアゴルファーそれもシングルでもないゴルファーがサイドに切ってあるホールを狙えるはずもありません。どちらにブレてもグリーンオンの可能性があるようにショットすべきでしょう

 

ミドルホール

長いミドルホールと短いミドルホール、どちらが難しいかといえば短いミドルホールでしょう。

 

ゴルフ初心者であった頃は短い方が簡単なように感じますが、経験を積んでくるとティグラウンドとグリーンの高低差、ガードバンカーの配置と深さ、グリーンのアンジュレーション、グリーン周りのラフと傾斜など油断できないことが分かります。

 

特にドックレッグホールでは第2打の落とし所がポイントになることが多いです。冒険心をくすぐるような罠を設定してあることも。
ミドルホールの攻め方のポイントはティーショットのクラブ選択です。基本的な考え方は3オン1パットのパーで上がれば最高、普通は3オン2パットのボギーで良しとします。

 

欲張るとまんまとコースの罠にはまる事になりまぞ!

 

ロングホール

ロングホールではアベレージ100以上のゴルファーでも何の根拠もないのになぜかパー、上手くいけはバーディがとれるのではないかと思ってしまいます。
そして実力以上の冒険をして右から左へ、林の中でキンコンカンをやり上がったときには7や8、ときにはダブルパーだったりします。

 

その原因は何かといえば、飛距離を出そうと考えて無理なコースマネジメントをするからです。

 

ドライバーを力んで曲げてラフの中へ、飛距離を取り戻そうとラフの中にもかかわらずフェアウェイウッドやロングアイアンを力まかせに振り回す。
当然の結果としてダフリやトップに。さらにミスを挽回しようと第3打もクラブを振り回してグリーンにオンした時には7〜8打も叩いています。

 

解決法は欲張らないこと!

 

確実に飛距離を稼げるクラブを選択し、4打でグリーンにオンすれば上々だし、5打でオンすれば実力通りだと考えておくことです。
そしてミスを挽回しょうとしないこと。無理せず自分の実力に応じたクラブ選択をして確実に前進することが大事です。
特に長いラフつかまったら通常使うクラブより2番手は下げるようにしましょう。

 

コースマネジメント

 

コース攻略のシュミレーション
前述したようにグリーンから見たマネジメントを考えなければ何時までも100切り、90切りはできません。
距離が長いのだからティショットは何が何でもドライバーでっと考えている間はコース攻略はできませんね。

 

コースマネジメント結果ドライバーを持つのであれば問題ないのですが・・・

 

そこでコース攻略のイメージを理解するため、仮に500ヤードのロングコースを攻める考え方をシュミレーションしてみましょう。

 

月1ゴルファーで距離感が難しいアプローチのコントロールショット、そしてガードバンカーと深いラフを避けパーオンすること目指すコースマネジメントをします。

 

まず3打目がグリーンまで100ヤード前後地点になるように考えます。すると残りは500−100=400ヤードとなります。

 

2打目から3打目地点を狙うのに一番自信があり1打目の飛距離から考えて150ヤード飛ばすことができる7番を選択。

 

すると400−150=250ヤードとなり1打目は250ヤードの飛距離が出るドライバーを選択してパー、運が良ければバーディを狙います。

 

もちろん、これは机上のでの話。実際はドライバーの飛距離は220ヤード前後、7番は130ヤードほどしか飛ばない人もいるでしょう。

 

またティショットがガードバンカーに捕まって2打目が30ヤードしか飛ばないなんてこともあります。

 

しかし大事なことはトラブルになってもグリーンから逆計算し、次のショットがし易いように目の前のショットを考えることです。
安易にできるだけグリーン近くにボールを運んどけば良いなどとは考えてはいません。

 

たとえ2〜3打目がトラブルショットになっても4打目を80〜100ヤードのフルショットで打つことができれば運よくパーだって取れるしボギーなら十分可能性があります。

 

避けなければならないのがグリーンから60ヤード以内のコントロールショットのミスによるガードバンカーおよびグリーン周りの深いラフに入れることです。

 

バンカーと深いラフはどちらも普段から練習できていないので100切り、90切りできない人のほとんどがグリーン周りの大タタキでスコアを崩しています。

 

打上げ・打下ろしのマネジメント